ゲームとか漫画とか映画とか色々、好きなものや気になったものについて書いていけたらなと[2010/05/10]

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悪意

悪意 (講談社文庫)悪意 (講談社文庫)
(2001/01/17)
東野 圭吾

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加賀恭一郎シリーズでは4作目。
今回の作品は、構成が加賀と野々口の視点で交互に進んでいくところが面白い。

犯人は最初のほうであっさりと捕まる。
ただ、そこからがこの作品の始まり。
動機を隠す犯人とそれを探す加賀。
いくつかの手掛かりから犯人の動機と思われるものを推測していくのだが、動機がわかればわかるほど、膨らんでいく犯人への同情。
一度は納得しかけるその理由を根底から覆す真実。

二転三転する展開は、その都度驚きがあり面白い。
まさに「こうきたか!」と言うようなものだった。

「何故殺したのか」
その動機こそがこの本の焦点であり、タイトルであり、全てだったと言っていい内容。

最初期の伏線を最後に回収しているところとかは、作りとしてとても綺麗で好感が持てる。
こういった伏線の丁寧な回収というのは、推理小説には必須であり、丁寧に回収するからこそ面白くなるものだと思うから。
それにしても、全ての内容が最後に繋がっているのは見事としか言いようがないな。

あと今回、加賀の過去がちょっと出てきたので、加賀という人物を知ることが出来てよかった。


推理小説としてはちょっと変化球な感じもするけど、たまにはこういうのも面白い。
最後の最後まで驚きを与えてくれて楽しめたので★4つ。
5つでないのは、犯人の心情をもうちょっとだけ書いてもいいんじゃないかなと思ったから。
まあ、最後で言っているように、言葉ではっきりと表せるものではないんだろうから、書いたら書いたで蛇足になった気もするが。
無い物ねだりってやつかね。


加賀が「親友」について語っているシーン。
ここで「親友ならば」といっているが、卒業の際に出てきた彼らはそれぞれ親友ではなかったのだろうか?
過去にああいったことがあったのだから、何でもありと考えるのではないだろうか?
もしくは親友ではなかったのかな?
ちょっと引っかかる。
[ 2010/09/24 13:21 ] | TB(0) | CM(0)
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