ゲームとか漫画とか映画とか色々、好きなものや気になったものについて書いていけたらなと[2010/05/10]

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イノセント・ゲリラの祝祭(上・下)

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田口・白鳥コンビ第四弾。

今回の舞台は厚生労働省。
権力の中枢に乗り込むなんて、田口先生もえらくなったなー。
とか思っていても、今回の主役は田口先生じゃなくて、彦根先生。

この彦根先生、過去に医者のストライキを扇動しており、官僚や権力の座にいる人からは煙たがられている存在。
そんな存在だから、通常だったら厚生労働省になんて近寄ることすらできないのだけど、そこは我らが火喰い鳥「白鳥」の悪知恵によって、華麗に登場することになる。

今回扱う材料は「医療事故死」。
先進国とは名ばかり、死亡原因の究明さえまともに行うことができない日本の実態。
現実を見てより良くしようとする現場と、既成概念に凝り固まり既得権益を守ろうとする者たちの。
そんなものが色濃く書き出されている。

今回は最初に書いたように、主役は彦根先生。
そのため、田口・白鳥コンビの活躍はちょっと控えめ。
というか、最後の彦根先生の印象が強烈で、影が薄くなっているといった感じか。
まあ実際控えめでもあるのだけど。

彦根先生の下巻・167~211ページまでの44ページにわたる語りは強烈。
気持ちの良く相手を言い負かしており、清々しい。
ここまでして徹底して会議の場で相手をやり込められるというのは、はっきり言って羨ましい。
アホみたいなくだらない会議が多いく、しかし実力が足りないため聞くだけになってしまう身としては、憧れるものがある。
この件だけでも、買った価値があるかな。

背表紙に「このミス大賞」と印刷があるので、ミステリーと思う人もいるけど、まったくそんなことはなく。
単にバチスタの栄光を引きずって出版社が売るための戦術と思われる。
ミステリーじゃないからといって、つまらないわけじゃないのだけど、いい加減バチスタの栄光にすがるのはどうかと思うのだけどねぇ。

彦根の語りが面白かったので★4つ。
[ 2010/06/24 07:02 ] | TB(0) | CM(0)
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