ゲームとか漫画とか映画とか色々、好きなものや気になったものについて書いていけたらなと[2010/05/10]

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ジェネラル・ルージュの凱旋(上・下)

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田口・白鳥コンビの第三弾。

今回の現場は救急救命センター。
外科・小児科・救命救急と毎回場面を移し、医療現場の実態を訴えていくこのシリーズ。
テレビでマンガで色々と取りあげられているのである程度は認識しているけど、日本の医療現場はかくも危ういバランスの上で成り立っているのかと空恐ろしくなる。


いやー、今回は見事にエンターテイメントしていた。
「ちょっとカッコよすぎだろ!」と突っ込みを入れたくなる、主人公の速水だけど、それこそがこの小説の真骨頂。
そこを楽しめないともったいないし、あわない人はまったく楽しくないかと思う。

主人公である速水センター長は、独立独歩・唯我独尊という、おおよそ組織機構の中では生き残れそうにないタイプ。
こんな人間がいるわけないだろ、と思うからこそ、この小説を読んで、そして速水の語りを聞いて、スカっとする。
ただ、ちょっとキャラを作りすぎな気もするけど、それで面白くなっているのだからよいのだろう。


田口・白鳥コンビの活躍は今回は少なめ。というか、白鳥の出番がかなり少ない。
ただ、その分、活躍シーンは「これぞ白鳥!」と言わしめるくらい、白鳥節が聞いていて気持ちよい。
理屈ばかりの人間を、それ以上の理屈でやり込めるのは、本当に気持ちがよい。

今作は前作の「ナイチンゲールの沈黙」よりも、「チーム・バチスタの栄光」に近い作品。
なので、バチスタが楽しかった人にはお勧め。

ナイチンゲールと時を同じくしているので、同じ場面・ほぼ同じ文面の箇所がいくつかある。
当初は一つの物語として考えていたのを、後から分けたから同じ場面があるとのことだけど、だったら場面もわければいいんじゃないか?と思ったり。
物語的に繋がっていて意味があったのって、速水と冴子のやり取りくらいでは?
他もあったかもだけど、それぞれ独立していても話は作れたと思うし、そのほうがすっきりしていたと思う。

白鳥・速水、それぞれのアクの強いキャラがとても面白く、スピード感もありよかったのだけど、あいかわらずの上下巻には納得いかないので、★4つ。
[ 2010/05/28 05:43 ] | TB(0) | CM(0)
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