ゲームとか漫画とか映画とか色々、好きなものや気になったものについて書いていけたらなと[2010/05/10]

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チーム・バチスタの栄光(上・下)

チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)チーム・バチスタの栄光(上) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 599)
(2007/11/10)
海堂 尊

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チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)
(2007/11/10)
海堂 尊

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映画のAmazonでの評価が軒並み「原作の良さが生かせていない」というものだったので、読んでみたいと思って購入。

なるほど、読んで納得。
確かに原作を読んだ後に映画をみたら「原作のほうがよい」「良さが出てない」「心理描写が薄い」等、言いたくなると思う。
ただ、映画でこの原作の心理描写や人物像を表現するのはかなり難しいというか、無理なんではないかなと思う。
そういった意味では、映画は小説という題材を、うまく映画化していると思った。


でもって本題の小説。

この本は人物の魅力で読ませる類の本。
主人公の田口、厚生労働省の白鳥、病院長の高階などなど、一癖も二癖もあるキャラクターが魅力。
そんなキャラクターのやり取りで話がテンポよく進むため、続きをどんどんと読みたくなる。
上巻は聞き役主人公の田口が相手の話をじっくりと聞き、下巻で攻め役主人公の白鳥が登場人物に切り込んでいくという構成。
二人組みの主人公というパターンは昔から使われているが、前半と後半で見事に分けているため、メリハリがついていてより一層二人の違いがはっきり出ていて面白い。
ただ、主人公二人は目立っているけど、他のキャラクターもいい味あるのにちょっと薄いのが残念(高階病院長は出番多かったけど)。舞台が同じでシリーズ化されているので、再登場を期待。

犯人については、見当がついたとしても、素人には絶対に方法はわからない気がする。
動機についても、今風というか、読んでいて伏線があってそれを回収するというようなものでもないので(一応ちょっとはあるけど、そこから繋げるのはさすがに厳しい)、主人公になりきって犯人を捜すというのは難しいかな。
そういった古典推理小説とでもいう、犯人捜し的な楽しさは皆無。第三者として観て、楽しい作品。
犯人探しが好きな人・それを楽しみにしている人は、あわないかもしれない。

現役の医者が書いたというだけあって、専門用語がバンバンと出てくる。
ただ解説はほとんどなく、まったく知識がないと結構置き去りにされてしまうかも。自分は医龍等を読んでいたおかげで、ぼんやり輪郭程度はわかったけど、読んでなかったら言葉が理解出来ないせいで、面白さ半減していたかも。
わからなくてもそのまま読むことは出来るけど、やっぱりすっきりしない気持ち悪さがあるので、巻末にでも簡単な用語解説があってもよかった気はする(説明があっても理解はできないだろうと思うけど、何もないのは突き放しすぎかなーとも思う)。

映画を先に観て面白いと思った人は、是非とも原作を読んで損はない作品。
たぶん、映画も原作も両方面白いと思えると思う。
ただ買うときは上下巻セットで買うことを薦めます。薄いのですぐ読めてしまうからね。

面白くて一気に読んでしまったけど、この薄さで上下二冊に分けるのは意味がわからないので★4つ。
[ 2010/05/24 01:49 ] | TB(0) | CM(0)
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