ゲームとか漫画とか映画とか色々、好きなものや気になったものについて書いていけたらなと[2010/05/10]

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人形式モナリザ

人形式モナリザ (講談社ノベルス)人形式モナリザ (講談社ノベルス)
(1999/09/06)
森 博嗣

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「人形とは?」
この問いかけが、この物語の全てかなと思った。

推理小説としてのミステリィとしては(そもそも「ミステリィ」という言葉の定義はなにかということから話さなければならない気もするがここでは割愛)、特別なトリックがあるわけでもなく、凡庸な作品かと。
ごく初期の段階で犯人の目星は付くしね。

推理小説のミステリィというよりも、「神秘的」「不思議」としてのミステリィ色が強いように思う。
宗教的な言い回しや、人間と人形の対比、人形とは何かといった哲学的な問い等々が、そういう風に思わせるのかも。

裏表紙に「ラスト一行で衝撃の真実」とあるのだけど、どちらかというと「なるほど、そうだよな」と納得のいく終わり方かと。
というか、読んでいる最中からなんとなく思っていたことなので、それほど衝撃のある内容ではなかったかな。
ただ、本当に最後の一行にキーワードがあるので、これから読む人は間違っても読まないように(読んでもつまらなくなるわけじゃないけど、せっかくのワクワク感がなくなってしまうので)

今回の一番の見所は、紅子と七夏が相対するシーンかと思う。タイプの違う二人の淡々としたやり取りは見ていて面白い。

また、前作以上に紅子の表情が豊かになっており、そこも魅力的で楽しみなところ。

モナリザに関しては、たぶん誰でもすぐに思いつくトリックなのかな(何回も解答出てきてるしね)。そういった意味で、今作は推理としてのトリックは平易な、言い換えれば面白みのないものとなっていたように思う。

物語としてのまとまりや、人間と人形の対比など綺麗にまとまっていると思うのだけど、基本的に「宗教」というものが嫌いなので、★3つ。

[2008年11月21日]
[ 2010/05/14 15:56 ] | TB(0) | CM(0)
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